日本医療毛髪再生研究会認定AGA専門院
従来のHARG療法では、発毛効果のある薬剤を注射器(針)を経由して頭皮内へ注入、直接毛根に薬剤を行き渡らせることにより、毛根の働きを活性化させ、豊かな毛髪の回復を実現してまいりました。
しかしながら高い効能の反面、頭皮に注射針をとおすことへの不安・痛みをストレスとして挙げられる患者様も少なからずおられます。
そこで当院では痛みの不安を解消すべく、ノンニードルHARG療法「MEDJET メドジェット」の採用に至り、実地に活用、大きな反響を得ています。
MEDJETとは右図専用器具の先端30ミクロン(0.03mm)の穴より、炭酸ガスの噴射圧力を利用して、薬剤を頭皮内に散布・浸透させる新注入法であり、これまでの注射針を使用しての注入法に比べて痛みは70%も軽減されるため、HARG療法を痛みの不安なく楽に受けていただけます。
注射にて感じる痛みには針を刺す時の痛み「刺入痛」と、薬剤(薬液)が入っていく時の痛み「注入痛」の2種類があり、MEDJETは各々の痛みに対応、その軽減に成功しています。
針を刺すということはわずかながら皮膚組織を切るということです。その際に細かい神経が切られるため痛み(刺入痛)を生じるわけですが、当然ながら使用する針が太ければ(大きければ)それだけ感じる刺入痛も大きくなります。
例えばこれまでHERG療法にて使用されてきた一般的な注射針は0.26mmですが、蚊の針は0.06mmと非常に細い(小さい)です。蚊に刺されても気づかないのはこのためですが、MEDJETではそもそも針を使わないことに加え、薬剤噴出口は0.03mmと蚊の針の半分のため、痛みをほとんど感じることなく治療を受けていただくことが可能です。
薬剤(薬液)を入れるということは、体積のあるものが皮膚内に押し込まれるわけですから、その分だけ皮下組織が周囲に押しのけられます。その際に神経も一緒に押し広げられるため、神経繊維が急激に引っ張られることになり、痛み(注入痛)が生じます。
これまでのHARG療法では、注射にて注入された薬剤は徐々にゆっくりと皮下組織へ浸透してゆくため、神経が引っ張られている時間も長く、比例して注入痛を感じる時間も長くなっていたわけですが、MEDJETでは薬剤(薬液)が炭酸ガスにて強力に噴出されることにより、瞬間的に細胞間に浸透されるため、感じる注入痛も一瞬です。