当院に新しいダイエット薬「マンジャロ」が入りました✨

マンジャロ

最近SNSなどでも話題になっているマンジャロ、聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?

強力なダイエット効果のある魅力的なお薬ですが、副作用など注意していただきたいこともあります。
マンジャロがどのようなお薬なのかしっかりと理解してご使用いただくために、ぜひ最後までお読みください(・ω・)♡

マンジャロはGIP/GLP-1受容体作動薬と呼ばれる新しいタイプの注射薬です。
自己注射をするだけで、無理な食事制限や激しい運動をしなくても自然に痩せることができます☺

マンジャロの効果の中でも特に分かりやすいのが、食欲の抑制作用です。
GIPやGLP-1のはたらきに、満腹中枢(脳にある、満腹を感じさせる神経)にはたらきかけて満腹感を強める、お腹が空いたという感覚を抑制する、といったものがあります。
これにより、我慢しなくても自然と食欲が抑えられます。

さらにGLP-1には、胃の中の食べ物が腸に移動する速度を遅くする作用もあります。
食べた物が胃の中に長く留まることで満腹感が長く続き、食べすぎや間食を防ぐことができます。

マンジャロの3つの特徴

既存のダイエット薬より強力なダイエット効果

リベルサス、オゼンピック、ビクトーザ、サクセンダ等の既存のGLP-1受容体作動薬よりも、強力な体重減少作用があります。

週に1回の投与で手間が少ない

持続性のある薬剤のため、注射は週に1回で充分な効果が得られます。
また食前・食後といった食事時間による投与時間の縛りもありません。
曜日だけ間違えないようにすれば、ご自身の都合のいいタイミングで注射してOKです!

自動注入機能で、初めての方でも簡単

安全キャップを外し、注射部位に当ててロックを解除して注入ボタンを押すだけで注射は完了します。1回限りの使い切りタイプの注射器なので、使用後は針を外したり捨てたりする危険な作業もありません。
初めて自己注射をする方でも簡単にでき、患者様からも好評です💉

ここまではマンジャロのメリットを紹介しましたが、気を付けていただきたい副作用もあります⚠
代表的な副作用は【悪心、食欲減退、下痢、便秘】などの消化器症状です。
マンジャロには強力なダイエット効果がありますが、その代わりに副作用も強くなります。
導入用量の2.5㎎でも副作用を感じることがありますし、2.5㎎で全く副作用を感じなかった方でも、5㎎に増量すると症状が出る可能性があります。
多くの場合、症状が出ても時間の経過とともに軽減するものですが、何かしらの反応が起こる可能性があることは頭に入れておくといいでしょう。

そんな副作用の対策をご紹介します。
少しでも副作用を軽減させたい方は、以下の事に注意してください。

1つ目は、「段階的に用量を増やす」ということ。
マンジャロは、体が薬に順応するまで徐々に用量を増やすことが推奨されています。
特に胃腸の不快感や吐き気を防ぐため、急激に用量を増やさないことが重要です。

2つ目は、「食生活を見直す」ことです。
胃腸への負担を軽くするために、脂肪分の多い食事を避ける、食事の回数を増やして1回の食事量を減らす、などがおすすめです。
また、水分をしっかり取ることで便秘の予防になるため、マンジャロ治療中は意識してみてください。

3つ目は、「生活習慣の改善」です。
副作用を軽減し、効果をより期待できる治療を行うには、全体的な生活習慣の改善が大切です。
以下の点に気を付けて生活しましょう☺

  • 充分な睡眠をとる
  • 規則正しい生活リズム
  • 軽い運動をする
  • アルコールと喫煙を控える

健康的な生活習慣に改善することで体がマンジャロに順応しやすくなり、副作用が発生するリスクを軽減できる可能性があります。
ただ、ご自身で緩和できない重篤な副作用が出た場合はすぐにご相談ください。

ここまでお読みいただきありがとうございました(^^)
今までダイエットをしても続かなかった方、食欲が抑えられず痩せられない方には、マンジャロはとてもオススメです!
マンジャロを正しく使用し、無理せず理想の体型を目指しましょう♥