
こんにちは浜松中央クリニックのスタッフです😊
最近、高い体重減少効果で大きな注目を集めている肥満症・糖尿病治療薬“マンジャロ”
SNSなどでその効果が拡散される一方、不正な転売行為やばらまきが社会問題になっていますよね💦

マンジャロは正しく使用すれば優れた効果を発揮する医療用医薬品ですが、自己判断で使用すると危険なリスクを引き起こす可能性があります。
マンジャロをこれから使いたいと考えている皆さんに、今回は知っておくべき「転売・個人間売買の違法性と危険性」、そして「信頼できる医療機関の選び方」「正しい使用方法や用量」について詳しく解説します🍀
転売・個人間売買の違法性と危険性
SNSやフリマでの「転売」「譲渡」は明確な犯罪です
現在、SNSやフリマアプリ等でマンジャロを個人売買・譲渡するケースがニュースでも取り上げられていますよね😓
これは医薬品医療機器法に違反する明確な犯罪行為です🙅♂️🙅♂️
「余ったから」「使わなくなったから」と軽い気持ちで他人に譲ったり、SNSやフリマサイト等で購入したりすることは絶対にやめてください。
個人間の取引や悪質な処方による問題点
医療機関を通さない個人間取引や、対面や適切な診察を行わず一度で大量に患者へ処方(バラまき)をしている一部の悪質なオンラインクリニックのマンジャロを使用することは、自らの命を危険にさらす行為に繋がるため危険です🚫
他にもどんな問題点があるのかをいくつかまとめてみました🧐
徹底した温度管理の崩壊
マンジャロは「2~8℃」の冷蔵保存が義務付けられています。個人間での手渡しや、通常の宅配便での転売は薬剤が変質し、正しい効果が出ない可能性があります。
偽造品を使用してしまう危険性
中身が全く別物の“偽造品”が紛れ込むケースがあります。不明な成分を打つことになるため重篤な健康被害を招く恐れがあります。
医師の正しい診察が行えないため「禁忌」を見落としてしまう
マンジャロには投与してはいけない人が定められています。
- 妊娠や授乳中
- うつ病や精神疾患がある
- てんかん発作の既往がある
- 肝臓や膵臓疾患、胆石胆嚢炎、重篤な胃腸障害がある
- Ⅰ型糖尿病がある
- 注射部位の皮膚に傷や炎症がある
- ピルやホルモン剤を使用中
- 過去にGLP-1作動薬でアレルギー反応を起こしたことがある
その他様々な理由でマンジャロの処方が難しいと判断されるケースがあります。
医師の正しい診察を受け、マンジャロを使用しても問題はないかを事前に確認することがとても大切です😌✨
「信頼できる正しい医療機関を選ぶため」の3つの基準
①丁寧な事前診察と、定期的な血液検査を行っているか
持病、既往歴、常用中の薬の確認はされているか。また、自身のBMI(身長と体重から算出される体格指数)はマンジャロを使用して問題がない数値なのかなど。必要な情報の確認を問診で事前に行っているか。肝機能・膵機能に異常がないかを調べるための血液検査をしっかりと行っているか。事前にしっかりと問題がないかを確認してもらえるクリニック選びをしましょう😊
また当院では、来院前に必要な血液検査の項目をお伝えし、検査結果をご持参いただいて問題がなければ当日の処方が可能としています。事前の検査の実施が難しい場合は、当院で受けていただき、後日出る結果に問題がなければ処方が可能です。
②副作用のリスクやデメリットを濁さずに説明してくれるか
「誰でも簡単にラクに痩せる」といったメリットばかりを強調し、副作用やデメリットを説明しないところは避けるべきです。
主な副作用としては下記のことが挙げられます。
- 吐き気や嘔吐下痢
- 便秘
- 食欲不振
- 低血糖や脱水
- 急性膵炎、胆石症、胆嚢炎、胆管炎
- 急性腎不全
- アレルギーやアナフィラキシーショック
など様々な副作用があります。これらが必ず全て引き起こる可能性は少ないかもしれませんが、引き起こす可能性があるというリスクとして把握しておく必要があります。
メリットばかりに惹かれてしまいがちですが、このようなリスクの説明がないところは避けるべきです。
当院では、メリットだけを促すのではなくデメリットもしっかりと説明しております。また説明するだけではなく、できる範囲での対処法もお伝えしています🍀
③適切なアフターフォロー体制があるか
万が一、体調が悪くなったり異常が見られたりした場合、すぐに医師に相談できるところなのかも重要です。マンジャロは効果が高い反面、消化器系の副作用が出やすい薬です。また、自宅での自己注射になるため使用方法に不安を感じる方も少なくありません。
- 副作用の相談
- 自己注射の不安
- 効果の出方や用量の増量減量のタイミング
- 食事はどうしたらよいのか
など使い始めてみないと分からないことがたくさんあると思います。当院の患者様にも使い始めてから出てくるお悩みをご相談される方は多くいらっしゃいます。当院では、2回目以降の処方で来院された患者様に、その都度体重測定の実施や前回から使用していて問題がなかったかなどをお聞きしています。処方して終わるのではなく、処方後に何か問題はないかを都度確認し、いつでも安心して気軽に相談ができる体制を整えております😉
正しい使用方法や用量
マンジャロを使用する際には、正しい使用方法や容量を守ることが大切です✨当院では安全に正しく使用していただくために、来院前の確認や使用方法の説明も徹底しております。
必ず、最低週に1回の使用を守る
用量に関係なく、最低でも1週間は空けて2回目以降を注入してください。効果が出てくるまでは週に1回、決まった曜日に注入することが大切です。1週間経っても効果が続くようになってきたら効果を感じなくなったタイミングで注入をしても問題はありません。必ず最低1週間は空けることが重要です。
開始用量は、2.5mgからスタート
当院では、最初の3ヶ月は2.5mgを使用してもらうことを勧めています。マンジャロを始めたばかりで急に用量をあげることは、副作用のリスクが高まることに繋がります。ただし、2.5mgを使い続けていて、食生活にも気を付けているのに体重が全く減らないなどの場合は、医師と相談をし、問題がなければ用量を上げることも可能です。
注入箇所は毎回変えて注入
マンジャロは、基本的にお腹・太もも・二の腕の脂肪がある柔らかい場所に注入します。当院では、副作用を抑えやすいお腹に注入してもらうことを勧めています。お腹でも毎回同じ箇所に注入していると皮膚が硬くなることがあるため、前回とは少し場所をずらしてローテーションをしながら注入してください。当院では、1回目の処方時に看護師からの指導を受けながらの注入を行います😄
2回目以降、自宅での自己注射が心配な患者様のために看護師による注射も別途費用をいただいて実施しております。
冷蔵保存(2~8℃)で保管、高温・直射日光NG
自宅では冷蔵庫での保管をしてください。当院では1時間以上持ち歩く場合、保冷バッグと保冷剤の持参をお願いしています。当院では安心して持ち歩きができるよう、保冷剤を1個から購入も可能です✨
使用済みの注射器は、クリニックで回収
使用済みの注射器は、医療廃棄物になります。自宅では破棄せずに当院での回収を必須にしております。自宅での破棄を防ぐために、当院では前回購入したマンジャロの空注射を持参いただいた患者様にのみ新しいマンジャロの処方をする交換制を徹底しております。また、一度に大量の処方を防ぐため、用量に関係なく一度の処方を2週間分か4週間分かのどちらかにしております。
BMIが18以下の方への処方は禁止
当院では、事前にBMIの確認も行っています。BMIがすぐに分からない患者様もいらっしゃいますので、その場合は身長と体重を確認し来院前に確認ができるよう努めております。
最後に
マンジャロは、正しく使用することで肥満や健康の見直しにおいて非常に心強い味方です♪当院にもマンジャロの効果をしっかりと実感しているスタッフはもちろんいます😄
しかし、それはあくまでも「医師の適切な管理のもと、正しい用量・用法を守る」という大前提があってこそ成り立ちます。
安易な転売品や、悪質なクリニックでの購入は、大切な身体を危険に晒すだけでなく、犯罪に加担することにも繋がりかねません。
当院では、患者様の安全を第一に考え、一人ひとりに合わせた最適な処方と丁寧なフォローアップを行っております。不安なことや疑問があれば、いつでもお気軽に当院へご相談くださいね✨

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